施工事例
- 京都の窓を楽しく彩る[スリースター]トップページ
- 施工事例[一覧]
- ルーバー窓→上げ下げ窓への取替(カバー工法)
ルーバー窓→上げ下げ窓への取替(カバー工法)
最近立て続けにルーバー窓を上げ下げ窓に取り替えるカバー工法を施工してきました。
ルーバー窓が好きな方は結構多いです。
雨の日でもあまり気にせず換気ができるとか、換気中でも中が見えにくいとか、結構メリットがあります。
が、反面、デメリットが多いのもルーバー窓。
気密性があまり良くなかったり、取り方を知っていれば結構簡単にガラスが取れるので防犯性が悪かったり。
そして、今回ルーバー窓を替えなくてはいけなくなった理由はハンドルの故障でした。
そう、ルーバー窓はハンドルの故障が多いのです。
というのも、ルーバー窓の場合、全てのガラスを開閉する機構をハンドル一つで担うのですが、大きければ大きいほどハンドル部品にかかる負荷が大きくなります。
ルーバー窓のハンドルは歯車でルーバーの角度を変えるための左右の骨組みを動かしますが、負荷が大きくなると歯車が削れて滑りやすくなり、いずれ噛まなくなってしまいます。
今月で2件、ルーバー窓のカバー工法を施工しましたが、いずれもハンドルの故障のご相談からでした。
どちらもルーバー窓のメリットとデメリットを説明し、上げ下げ窓やすべり出し窓と並べて検討した上で、上げ下げ窓の選択となりました。
ハンドルの交換ができれば、ハンドルの交換だけでよかったのですが、故障する窓というのは総じて古いサッシなわけでして、ハンドルの部品がもう入手できなかったりするもので。。。
ということで、施工前後の比較写真を。
<施工前>
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
<施工後>
開口の大きささえ調整できる範囲であれば、違う種類の窓に交換することは可能です。
サッシの種類は建築段階において、あまり場所場所に適したものを検討しきらずに選択されていることも多々あります。
後になって、ここはこういう窓がよかった!なんていう後悔をする方もいらっしゃるようですが、カバー工法ならその悩みを解決できるかも?
お気軽に相談頂ければと思います。